本ハンドブックは、ナレッジマネジメントシステムを正しく、継続的に運用するための基本方針・判断基準・ルールを定義することを目的とする。
本プロジェクトでは、これまで以下のような課題を抱えてきた。
これらの課題に対し、本ハンドブックは「どう書くか」ではなく、「どう考え、どう運用するか」を定める上位文書として機能する。
業務やツールが変わっても揺らがない共通の前提とルールを明文化し、ナレッジ・マニュアルが作られ、使われ、更新され続ける状態を実現することが、本ハンドブックの役割である。
本ハンドブックが対象とする範囲は、以下のとおりである。
本ハンドブックは、「まずシステムG内で確実に回る状態を作る」ことを最優先とし、将来的な拡張や全社展開については、別章にて参考情報として扱う。
本ハンドブックは、以下の点において一般的なマニュアルとは明確に異なる。
本ハンドブックの位置づけは、ナレッジマネジメントシステム全体の「憲法」である。
といった判断に迷った際の基準を提供する。
具体的なマニュアルやナレッジは、本ハンドブックで定めたルールに従って作成・運用されるものであり、本ハンドブック自体が最上位の正本(Single Source of Truth: SSoT)となる。
本ハンドブックは、以下の読み方を前提としている。
また、本ハンドブックに記載されていない事項については、以下の運用を前提とする。
本ハンドブックは、読者の状況に応じて3つの読み方ができる。
このガイドだけで、最低限必要な知識が得られる。
→ 第0章〜第2章を通読する
ナレッジマネジメントの思想と文書体系を理解できる。
→ 該当章を参照する、または判断フローチャートを確認する
具体的な判断基準や運用ルールを確認できる。
運用中に判断に迷った場合は、以下の順序で確認する。
判断フローチャートは、本ハンドブックの各章に配置されている。